今回の記事では、腰痛診療ガイドライン2019より腰痛の治療に対する物理・装具療法の効果を示していきたいと思います。
まず、腰痛に対する物理・装具療法とは下記のようなものがあります。
・牽引療法
・超音波療法
・腰椎サポートコルセット などなど
早速、一つずつ効果を紹介していきます。
[牽引療法]
整形外科などに設置されていて、腰をベルトで固定して引っ張る、”アレ”です。
昔は流行っていたので昔ながらの整形外科などには今でも実施されているかもしれません。
こちらについて現在報告されている研究では、腰痛、坐骨神経痛を生じている腰痛いずれに対しても牽引療法が症状の改善につながることを示されていないのが現状です。
[超音波療法]
腰痛診療ガイドラインでは、”現在のエビデンスは、腰痛治療に対し超音波療法を推奨するには不十分である”とされています。
つまり、オススメできるほどではないけれど効果があるようなら実施してもよい、程度に考えておくと良いかもしれません。
[コルセット]
コルセットには筋骨格変形の矯正や背骨の可動性の制限・安定化、機械的な負荷の軽減効果があり、腰痛患者に肯定的な効果がもたらされる、と記載されています。
必ずしも腰痛患者全員に効果があるとは限りませんが、試してみて動作した際の痛みが軽減するようでしたら装着するのがよいかと思います。
当院でも取り扱いのある医療メーカー(日本シグマックス)のコルセットはこちらです。
ゴムが緩くなったコルセットでは効果半減です。また、洗い替え用にご購入されたい方は参考になさってください。
同じメーカーではスポーツタイプのコルセットもあります。
この他にも固定力はやや抑えて動きやすさを重視したタイプやさらに固定力の高いタイプなど様々なコルセットがあります。
どのコルセットがご自身に合うか不安な方は一度お近くの医療機関に相談頂くと良いでしょう。
長野県長野市南長池761-5
こやま整骨院・整体院
〈このような方におすすめの治療院です〉
・整形外科でお薬だけ出されて治らない方
・整骨院で電気治療しか受けていない方
・マッサージや整体で一時的によくなるも、症状を繰り返している方
・3時間待ちの5分診察で満足出来ていない方
などなど
お身体の不調でお悩みの方はお気軽にご相談ください
Comments