「腰椎椎間板ヘルニアになると手術が必要になるから注意してね」とこれまで通っていた整骨院の先生から言われたことがあると患者さんから教えていただくことがあります。
実際のところ、腰椎椎間板ヘルニアになればすぐに手術をすることになるのでしょうか?
答えはNoです。
腰椎椎間板ヘルニアは保存療法が第1選択です。
絶対的に手術が必要なのは、
①痛みにより生活の支障が強く患者が希望する場合
②麻痺や知覚鈍麻が進行性に悪化する場合
③直腸膀胱(排尿排便)が神経症状によりコントロールできない場合の3つです。
手術まで至るケースはほんのごく一部で、ほとんどが保存療法で症状が軽減します。
腰椎椎間板自体は完全に元通りに修復されることはないため、腰痛や下肢のしびれなどの症状が消失しても再発しないような身体づくりが必要です。
例えば、腰に過度に負担がかからないように股関節周りの柔軟性や体幹の安定性を高めるために腹筋や背筋を鍛えていきます。
腰椎椎間板ヘルニアに限らず、腰痛を繰り返している方にはそのような身体づくりを目指していただくと尚良いかと思います。
長野県長野市南長池761-5
こやま整骨院・整体院
Comments