背骨の歪み、骨盤の歪みなど聞く機会は多いのではないでしょうか?
これは医学的にはどうなのか解説します。
まず背骨の歪み。
背骨の歪みを専門的な用語に置き換えると「ストレートネック」「側弯症」「ストレートバック」などが挙げられます。いずれも本来持っている背骨の生理的な弯曲が戻らないまたは戻りにくい状態を指します。
戻らない状態というのは、骨や椎間板などが変性し、構造的に曲がってしまっている場合が挙げられます。
この結果として背骨の歪みが生じている場合には、正常な状態に近づけるのは難しいです。
一方で、戻りにくい状態というのは、機能的つまり筋肉の柔軟性や筋力、日頃の使い方の癖として生じているものがあります。また、痛みを避けるためにあえて曲げている場合もあります。
これらは原因となっている状態を改善することで歪みを改善することに期待できます。
不良姿勢を取り続けることは、腰痛や肩こり、股関節痛、頭痛など様々な症状を引き起こします。そのためどこに原因があるのかを見極めながら体操することが望ましいです。
次に、2つ目の骨盤の歪みについてです。
骨盤は他の関節ほど大きな動きをしないため見た目に見えるほどの変化は起きません。
しかし、大きな動きをしないからこそほんの数mm骨の位置がズレるだけで周囲の組織には負担がかかり骨盤周辺の症状を出すことがあります。
女性に多く、特に産前産後女性は出産に備えてホルモンの働きが盛んになり骨盤周囲がゆるくなります。そのために骨盤の歪みを生じ、腰痛などのトラブルを生じることが多いです。
産後には徐々にホルモンの働きも妊娠以前の状態に戻ります。
その間に適切な柔軟性や筋力、身体の使い方を習得することで歪みを最小限に押さえることができると考えます。
いずれも状態に合わせたアプローチが必要です。
是非お一人お一人に合ったオーダーメイドの施術を受けてみてはいかがでしょうか?
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長野県長野市南長池761-5
こやま整骨院・整体院
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