こんにちは、長野市こやま整骨院・整体院です。
今回の記事では当院でも実施しているエコー評価について書いていきたいと思います。
まずエコーは、日本語で「超音波」のことを指します。
(超音波とは人が聞くことのできない高い周波数の音波です。)
エコーの検査装置を体表から当てることで、カラダの内側の様子を画像として描出、得られた画像から筋肉や骨・軟骨、靭帯などの様子を評価することで施術に役立てることが可能です。
そのようなエコー評価には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
【メリット】
・レントゲンのような被曝の心配がない
・部位によってはMRIと同等の評価精度がある
・MRIやCTなどと比較して金銭的負担が少ない
・大掛かりな検査装置が必要なく簡単に・短時間で評価可能
・痛みがない
・レントゲンやMRIのような静止画ではなく、動きの評価も可能
【デメリット】
・骨の内部までは観察できない
・評価部位の肌を露出しなければならない
・評価には一定のスキルが必要
メリットがたくさんありますが、その反面熟練した評価スキルがないと必要な画像を得られない可能性があったり、評価結果を誤って解釈したりする可能性があります。
当院で評価を行う私は医師の集まる超音波の学会で発表経験もあり、評価自体もかれこれ7年以上実施しています。
個人的には十分なエコー評価スキルが培われるには3年程度要すると考えています。
最新のエコー機器があるからといって評価者のスキルが低ければ宝の持ち腐れということです…
さて、話を元に戻します。
エコー評価が有用な代表的な疾患を下記に掲載します。
肩:腱板断裂、肩関節周囲炎、野球肩、大結節骨折
肘:野球肘、上腕骨外側上顆炎、内側上顆炎、肘部管症候群
手:腱鞘炎、ばね指、手根管症候群、靭帯損傷
股関節:股関節炎
大腿:肉離れ、疲労骨折
膝:ジャンパー膝、オスグッド・シュラッター病、分裂膝蓋骨、靭帯損傷
下腿:肉離れ、疲労骨折、アキレス腱炎、アキレス腱断裂
足:靭帯損傷、有痛性外脛骨、腓骨筋腱脱臼、中足骨疲労骨折、扁平足障害、足底腱膜炎
その他:腫瘤(ガングリオンなど)
このように整形外科や整骨院などで扱われる疾患に対してとてもエコー評価は頻繁に使われるんです。
特にスポーツ障害などで痛めやすい筋肉や腱は体表からも観察しやすく、エコー評価が有用です。
レントゲンだけでは見えない部分まで観察することで、症状の軽減にさらに効果が期待できます。一度、くり返す痛みで悩んでいる方はエコー評価を受けてみてはいかがでしょうか?
長野県長野市南長池761-5
こやま整骨院・整体院
〈このような方におすすめの治療院です〉
・整形外科でお薬だけ出されて治らない方
・整骨院で電気治療しか受けていない方
・マッサージや整体で一時的によくなるも、症状を繰り返している方
・3時間待ちの5分診察で満足出来ていない方
などなど
お身体の不調でお悩みの方はお気軽にご相談ください
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