水の主な役割としては物質の溶解、物質の運搬、体温調節が挙げられます。 平たく言うと、食事からとった栄養を吸収しやすいように分解し、そしてその分解した栄養を身体の隅々まで運ぶこと、そして血液を循環させることで体温の調整を行っているんですね。

マッサージは筋肉を揉みほぐすことでこわばった筋肉へ血流を促します。そうすることで緊張状態が緩和され動きが良くなり、痛みも軽減します。しかし、これは一時的に血流が良くなっただけなので当然元に戻ります。では、効果の持続する手技とはどういったものでしょうか？

肩こりと緊張型頭痛、眼精疲労は互いに関係しあっています。過緊張状態になってしまう原因を明らかにしてアプローチしていくことで症状の緩和に期待できます。まずはどのような関係性があるのかを理解していくことが大切です。

肩というのは肩甲骨を土台として動いています。その土台となる肩甲骨が肩こりによって十分に動いていないと肩に無理がかかって痛みや動きの制限が出てしまうんです。ひいては、背骨や体幹・骨盤なども関係している可能性もあります。

肩こりは筋肉の緊張状態が高い状態です。こむら返りをイメージしてもらうと良いでしょうか。筋肉の緊張状態が高いことで、血流が悪くなりカラダの隅々まで栄養が行き渡りません。つまりタイトルにあるような「酸欠状態」とも言えます。痛みという信号を出して、助けを求めているんですね。

腰も肩も首も痛い…なんで私だけこんなにつらいの…と思ったことはありますでしょうか？自律神経のバランスが崩れて身体の回復力が低下している可能性があります。